為替レートは、121円や、122円等の円単位が一つの抵抗ラインになり、これを超えると動きが大きくなることがよくあります。つまり、例えば121円を超えた円安にはなかなかならなくても、いったん121円を超えてしまうとすぐ122円付近までたどり着くといった動きです。
これは、人間の心理として、119円53銭を上回って円安になったら損切りするという人よりは、120円00銭を上回って円安になったら損切りするという人の方が多い、つまり、ある程度の区切りの数字はきれいな数字に自然となるといったことも原因の一つと考えられます。
このストップロスの設定に乗じるのであれば、逆指値を入れておくのが常套手段です。
しかし、当然そこに目をつける人もいて、とりあえず損切りまでさせてやろうといった行動が起こります。これが、ストップロス狙い(損切りさせて、決済時の動きに乗る)と言われる取引方法です(もちろん個人ではしませんこんなこと)。
ただし、例えば120円を超えても大して動かないと見れば、すぐにその人たちは諦めます。なぜなら、毎日の損益が自分の給料に直結するので、大きな含み損を抱えるわけにはいかないからです。
そこで、諦めるバッファを20銭だけ見て、120円のドル買い逆指値(円安を予想)にするなら120円20銭を超えたらドル買い、118円の円買い逆指値(円高を予想)にするなら117円80銭を下回ったら円買いというように、20銭だけバッファを取った逆指値を入れておくと、取引成立後の波に乗れる確率が上がると考えられるのです。 |